さて、仕事で海外の資料を読んでまとめるなんてことがあるのですが、まあ、大体こういう時って専用のツールなんか会社は買ってくれたりしないわけです。
それで思い立って、昨年パソコン用に対訳エディタなるツールを作りました。(未発表ですが) んで、これはわざわざ個人でVS2005を買ったあげくに、C#で作ってたわけです。
それはある程度完成したのですが、仕事で使われることはないまま眠っていたわけです。あれは、確かアドエス発売日の一週間前ぐらいのことだったと思います。
発売を目前にして、心はうきうきで眠れません。(←もちろん予約してある) その時、ふっと思い出しました。
そうだ!VS2005でWM用のアプリって作れるんじゃん!
そう思い至って、対訳エディタのWM版を発売日までに作ってしまったのは別の話。
結論から言うと対訳エディタでアドエスで翻訳するのは、非常に快適でした。ただ、それを邪魔するものが一つあったのです。
それは、アドエス付属のDICLANDでした。
アドエスユーザならご存じの通り、こいつは本体メモリに入っていて非常にメモリ喰いな上に、やることなすこととにかく遅いのです。
起動に7秒、検索に10秒もかけられては、翻訳のテンポが乱されて仕方がありません。
それで、WMで使える辞書ソフトを探し始めたのですが、PDIC-CEはずいぶん昔に開発が止まっている上に、いろいろ動作不具合も抱えてるっぽい。
まあ、でもPDICの仕様書を見つけたし、英辞郎も手元に合ったので、PDICviewerを作ることにしました。
ついでに、X02HTが発売直前と言うことで、Standard Editionにも対応してみることにしました。(実機もないくせに)
いざ始めてみると、Standardは色々癖があってやりにくいのですが、それはそれで面白いものでした。
X02HTの実機を買う予定は当分ないので、X02HTユーザの方はレポートいただけると嬉しいです。
つうわけで、第1弾としてWM用PDICビューワーの「pDice」をお送りします。
pDice0.1.0
ちなみに「PDIC-CE」から結構足りないというのが、命名の由来です。「ぴーだいす」って読んでください。
#アドエス日記のくせに、X02HTの話をするな、ってのは言わない約束ですよ。
2007年09月23日
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